モーグル

モーグル
Pocket

モーグル, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=14783 / CC BY SA 3.0

#フリースタイルスキー
競技風景 モーグル(Mogul)は、スキーにおけるフリースタイル競技の1つ。
コブ(凹凸)が深く急な斜面の滑走において、ターン技術、エア演技、スピードに対するターン点、エア点、タイム点の合計点数を競う。
1人ずつの採点、ないしワールドカップなどでは2人で同時に滑るトーナメント方式のデュアル競技もある。
用具において一般のゲレンデスキー(アルペンスキー)と違う点はストックがかなり短いこと、ブーツや板のフレックスが柔らかいこと、スキーをずらしやすくするためサイドカーブがあまりないこと、コブをすべる際に前後のバランスがシビアなためスキー板がやや長い点などである。
全日本スキー連盟の仕様では以下のようになっている。
選手は上記のコースを滑り降りる間に2回のジャンプを行い、空中で規定の技をいくつか組み合わせた演技を行う。
前後のエアは同じ組み合わせであってはいけない。
2002-2003シーズン以前はブーツが頭より上にくる様な技は禁止されていたが、2003-2004シーズンからはルール改正により新たにオフアクシスやフリップ系の技が認められ、よりアクロバティックになった。
小数点第2位までの計算でターン点、エア点、スピード点の3つの要素を合計して満点が100点である。
7人制または5人制でジャッジが行われる。
このうち、エアジャッジが2名、ターンジャッジが7人制では5名、5人制では3名である。
ワールドカップ、世界選手権、オリンピックなどの大きな国際大会では7人制、そのほかの国際大会では5人制で行われる。
日本の国内大会では、全日本選手権のみ7人制でそれ以外の大会は5人制となっている。
ターン点は、3名のジャッジの合計点で、それぞれのジャッジが20点満点で採点するため、合計で最高点は60点満点となる。
7人制では5名のジャッジがターン点をつけるため、5つのジャッジポイントの最高点と最低点の2つをカットし、真ん中の3つのポイントを合計したものをターン点とする。
ターンの質は基本的に以下の4つの項目を基準に採点される。
エアばかりが注目されるが、上記の通り実際には得点の20%であり、60%はターン点で決まる。
小数点第1位までの採点となり、0.0から20.0の200 段階の評価になる。
0.1から20.0までを8つの評価グループに分けて採点する。
基本的に減点法であり、ミスのないターンであれば減点はないが、ミスがあったり、転倒したりした場合は減点される。
エア点は、2名のジャッジの平均点で1人のジャッジが20点満点で採点する。
さらにモーグルでは2回のジャンプ(エア)を採点するため、1つのジャンプの満点が半分の10点となる。
3回以上ジャンプをした場合は良い2つの点を採用する。
また1回しかジャンプをしなかった場合は、1回分のエア点(10点満点)しか得られない。
エアジャッジは、0.0から10.0点の100段階の評価になる。
0.1から10.0までを2.0刻みで5つの評価グループに分けて採点する。
現在は、技(エア)によって難度点が決められており、ジャッジはこの0.1から10.0の中で点数をつけ、後はその技に難度点をかけたものが1回分のエア点となる。
この計算は、コンピュータ上で行われる。
スピード点は、コースの長さ(全長)を女子は8.2m/秒、男子は9.7m/秒で割ることによって、男女のそのコースでのペースタイムを決める。
この計算式で行くとペースタイムと同じタイムで滑った場合は16.0点となる。
ただし、この計算式で点数が20以上になっても、満点の20を超えることは無い。
長野五輪記念貨幣 モーグルの起源は、1960年代のアメリカで、コブだらけの斜面を誰が一番早く滑り降りることができるか競争しようという遊びから始まったといわれている。
当初はホットドッグスキーなどとも言われていた。
1979年から国際スキー連盟(FIS)にフリースタイル部門が設けられ、ワールドカップの開催が始まった。
1986年に初めての世界選手権がフランスのティーニュで開催される。
オリンピック種目としては1988年カルガリーオリンピックで公開種目となり、1992年のアルベールビルオリンピックで正式種目となる。
1995年にデュアル競技がワールドカップで採用され、1999年には世界選手権でもデュアル競技が行なわれた。
世界選手権では継続的に行なわれるデュアルであるが、ワールドカップでは度々扱いが変化していて、2003-2004シーズンにはモーグルと統合されてデュアルのポイントがモーグルに含まれる…

スポーツカテゴリの最新記事